女性は特に要注意 | 性行為をしてなくとも油断はできない?トリコモナスの恐怖

女性は特に要注意

草原に寝転ぶ女性

トリコモナス膣炎は性病の一つです。女性が発症する病気で、トリコモナス原虫と言われる小さな微生物が性行為等により膣内に入り込んで引き起こします。女性の陰部の痒みや今までなかったようなオリモノの症状が出てきます。原因菌のトリコモナス原虫は、小学生や中学生の時に理科や生物などの教科で学んだことがある微生物の、アメーバやミドリムシや草履の形をしたゾウリムシのようなものです。大きさは0.01から0.025mmぐらいの大きさで、直接肉眼で見てもトリコモナスを確認する事はできません。病気の原因となるウイルスに比べるとはるかに大きいので、顕微鏡などでみると観察する事ができます。病院などでは顕微鏡で検査し確認されます。

トリコモナス膣炎時の症状においてはオリモノに症状が出て発見される事が多いです。具体的な症状としては、オリモノの増加、気になる悪臭性の臭いのオリモノ、色の黄色や黄緑色の泡立ったオリモノ、性器の色の変色(少し赤色ぎみた色)、性行為時の痛み、膀胱炎時のような排尿時に不快感や痛みが出現します。これに、陰部や性器付近の痒みや不快感が伴います。トリコモナス膣炎時のオリモノの臭いは独特のにおいがあります。よく言われる匂いの表現は、魚の腐ったような匂いです。通常は、膣内に乳酸桿菌がいて膣内を清潔にして守っていてくれますが、トリコモナスが増加すると乳酸桿菌が減少します。この時に一般細菌が増加してしまい、膣炎を起こしてしまいます。ただ誰でも悪臭があるわけではありませんので、オリモノの増加時には気を付けましょう。トリコモナスは絶対症状を表すわけではありませんので、症状が出ないで感染し続け、他の人に感染させてしまっている人もいます。性行為後に、陰部の痒みの増加やオリモノの増加などが見られたら、専門医への受診をして、感染予防に努めましょう。